昭和のキャラクター玩具やブリキのおもちゃ、昔懐かしいゲーム、木製玩具、ミニカーなど、「昔のおもちゃを実際に見て楽しみたい」という方におすすめなのが、おもちゃをテーマにした博物館・美術館です。
国内には、昭和の玩具を大量に展示するレトロミュージアムから、世界各地の伝統玩具を紹介する博物館、実際におもちゃに触れて遊べる体験型施設まで、さまざまな施設があります。
なかには、単に玩具を展示するだけでなく、昭和30~40年代の商店街や駄菓子屋、学校、家庭の風景などを再現し、「当時のおもちゃがどのような時代に楽しまれていたのか」まで体感できるスポットもあります。
レトロ玩具のコレクターはもちろん、昭和レトロが好きな方や、親子で昔のおもちゃを楽しみたい方にもおすすめです。
ここでは、国内でレトロ玩具や昔のおもちゃを楽しめる博物館・美術館を地方別に紹介します。
北海道でレトロ玩具が楽しめる博物館・施設
北海道には、おもちゃそのものをテーマにした施設だけでなく、昭和の暮らしや街並みと一緒に昔の玩具を楽しめるスポットがあります。
木のおもちゃワールド館 ちゃちゃワールド(遠軽町)
世界各国の木製おもちゃ約1万点を展示・体験できる大型施設。
函館昭和のおもちゃ博物館(函館市)
昭和40〜50年代のキャラクター玩具やフィギュアが充実。
小樽市総合博物館 運河館(小樽市)
昔の小樽の街並みや生活道具・玩具を復元展示。
夕張市石炭博物館(夕張市)
夕張の歴史とともに当時の暮らしやレトロな生活用品を紹介。
レトロスペース 坂会館(札幌市)
坂ビスケット併設。昭和の生活日用品や珍品が所狭しと並ぶ名物スポット。
東北でレトロ玩具が楽しめる博物館・施設
東北では、廃校となった学校を活用した施設が複数あります。昔の校舎とおもちゃの組み合わせは、昭和の時代そのものを体験しているような雰囲気を楽しめるのが魅力です。
山の駅 昭和の学校(岩手県花巻市)
廃校を利用し、昭和の商店街や街並みを丸ごと再現。
花巻おもちゃ美術館(岩手県花巻市)
岩手県産の木材をふんだんに使った体験型おもちゃ美術館。
昭和レトロ館(宮城県加美町)
昭和の暮らし道具や昔の玩具などを集めたノスタルジック空間。
鳥海山 木のおもちゃ館(秋田県由利本荘市)
旧鮎川小学校の木造校舎を活用した大規模施設。
関東でレトロ玩具が楽しめる博物館・施設
関東には、玩具メーカーの歴史を見られる施設から、昭和の街並みを再現したテーマ型施設まで、特に幅広いスポットがあります。
昔のキャラクター玩具や企業玩具に興味がある方は、栃木県の「おもちゃのまち」周辺も注目です。
壬生町おもちゃ博物館(栃木県下都賀郡)
「おもちゃのまち」にある巨大施設。遊具や大量のコレクション展示。
おもちゃのまちバンダイミュージアム(栃木県下都賀郡)
バンダイの歴代玩具やガンダム、世界のおもちゃコレクション。
伊香保 おもちゃと人形 自動車博物館(群馬県吉岡町)
昭和レトロ街、駄菓子屋横丁、クラシックカーなどを網羅。
東京おもちゃ美術館(東京都新宿区)
旧校舎を利用した多世代交流型のおもちゃ美術館。
昭和のくらし博物館(東京都大田区)
昭和30年代の庶民の家屋をそのまま保存・展示した展示館。
柴又のおもちゃ博物館(東京都葛飾区)
柴又ハイカラ横丁2階にあるレトロ玩具の宝庫。
台場一丁目商店街(東京都港区)
昭和30年代の街並みを再現したエンタメエリア。
中部でレトロ玩具が楽しめる博物館・施設
中部地方では、昭和の街並みを丸ごと再現した施設から、昔の日用品・電化製品・玩具を大量に収蔵する博物館まであります。
特に「昔の生活とおもちゃを一緒に見たい」という方には相性のよい地域です。
飛騨高山レトロミュージアム(岐阜県高山市)
昭和の街並みを再現。学校給食体験やレトロゲームも遊べる。
高山昭和館(岐阜県高山市)
昭和30年代の商店街や路地、民家をリアルに再現。
昭和日常博物館(愛知県北名古屋市)
昭和の生活道具・電化製品・玩具の収集規模が全国屈指。
日本自動車博物館(石川県小松市)
レトロカーメインだが昭和の乗り物玩具やミニカー展示も豊富。
エルツおもちゃ博物館・軽井沢(長野県軽井沢町)
ドイツ・エルツ地方の伝統的な木工工芸おもちゃを展示。
焼津おもちゃ美術館(静岡県焼津市)
港町文化と木育おもちゃをテーマにした体験型美術館。
近畿でレトロ玩具が楽しめる博物館・施設
近畿地方では、日本や世界の玩具文化そのものを学べる博物館のほか、食品メーカーのおまけ玩具や昭和の生活用品を楽しめる施設があります。
日本玩具博物館(兵庫県姫路市)
日本および世界125カ国の伝統玩具・近代玩具など9万点以上を所蔵。
有馬玩具博物館(兵庫県神戸市)
オートマタ(自動人形)やグリコのおまけ、木製玩具が充実。
江崎記念館(大阪府大阪市)
グリコのおもちゃ歴史(約4,000点)を一堂に展示。
奈良おもちゃ美術館(奈良県三郷町)
木のおもちゃ体験と地域文化を組み合わせた施設。
銭湯跡歴史資料館 甚風呂(和歌山県湯浅町)
レトロな銭湯跡地で昭和の生活用品やレトロ展示を楽しめる。
中国地方でレトロ玩具が楽しめる博物館・施設
中国地方では、日本の郷土玩具や世界のおもちゃを見られる博物館のほか、昭和30年代の街そのものを再現した大型施設もあります。
わらべ館(鳥取県鳥取市)
おもちゃの歴史展示や、実際に遊べる世界のおもちゃが揃う。
日本郷土玩具館(岡山県倉敷市)
倉敷美観地区にあり、江戸時代から現代までの全国の郷土玩具を展示。
いつか来た道(みろくの里内)(広島県福山市)
昭和30年代の街並みを巨大スケールで再現。
長門おもちゃ美術館(山口県長門市)
木のおもちゃとキッズクルーズ船が楽しめる体験型美術館。
四国でレトロ玩具が楽しめる博物館・施設
四国では、フィギュアやカプセルトイなど現代のホビー文化まで楽しめる施設と、木のおもちゃを実際に触って楽しめる体験型美術館があります。
海洋堂ホビー館四万十(高知県四万十町)
カプセルトイやフィギュアの歴史を体感できるホビーのテーマパーク。
讃岐おもちゃ美術館(香川県高松市)
伝統工芸と木のおもちゃが融合したミュージアム。
徳島木のおもちゃ美術館(徳島県板野町)
徳島県産の木材や文化を取り入れた体験型施設。
佐川おもちゃ美術館(高知県佐川町)
道の駅に併設された体験型おもちゃ美術館。
九州・沖縄でレトロ玩具が楽しめる博物館・施設
九州・沖縄にも、昭和の街並みを再現した観光スポットや、大量のレトロ玩具を展示する施設があります。
特に大分県の豊後高田は「昭和の町」として知られており、玩具だけではなく当時の商店街の雰囲気まで楽しみたい方におすすめです。
昭和ロマン蔵(大分県豊後高田市)
「昭和の町」の中心施設。駄菓子屋の夢博物館など大量のレトロ玩具を展示。
湯布院昭和館(大分県由布市)
昭和の街並みや商店、暮らしを丸ごと体験できるテーマパーク。
福岡おもちゃ美術館(福岡県福岡市)
ららぽーと福岡内にある大型おもちゃ美術館。
やんばる森のおもちゃ美術館(沖縄県国頭村)
沖縄の木材を使用した、日本最南端のおもちゃ美術館。
レトロ玩具好きなら「展示内容」で行き先を選ぶのもおすすめ
ひとくちに「おもちゃの博物館」といっても、施設によって展示内容は大きく異なります。
昭和のキャラクター玩具や昔懐かしいおもちゃを中心に楽しみたいのであれば、函館昭和のおもちゃ博物館や柴又のおもちゃ博物館、昭和ロマン蔵などが候補になります。
一方、メーカーが作ってきた玩具の歴史に興味がある場合は、おもちゃのまちバンダイミュージアムや江崎記念館なども興味深いでしょう。
ブリキ、自動車、ミニカーなどの乗り物系が好きなら、日本自動車博物館も選択肢になります。
また、玩具だけではなく「昭和の時代そのもの」を楽しみたいのであれば、飛騨高山レトロミュージアム、高山昭和館、山の駅 昭和の学校、みろくの里「いつか来た道」、昭和ロマン蔵など、街並みを再現した施設を選ぶのもおすすめです。
博物館で見るとレトロ玩具の面白さがもっと分かる
昔のおもちゃの面白さは、単に古いということだけではありません。
どのような素材で作られていたのか、当時どんなキャラクターが人気だったのか、子どもたちはどのように遊んでいたのかを知ることで、その玩具が作られた時代まで見えてきます。
例えば、ブリキ玩具、ソフビ人形、ミニカー、企業のおまけ玩具なども、博物館で同じ時代の商品をまとめて見ることで、自宅にある古い玩具とは違った見方ができるかもしれません。
また、おもちゃ美術館の中には展示を見るだけではなく、実際に玩具に触れて遊べる施設もあります。
昭和を知る世代にとっては懐かしく、当時を知らない子どもや若い世代にとっては新鮮に感じられるのも、レトロ玩具の魅力です。
旅行や観光の目的地として、全国のおもちゃ博物館やレトロミュージアムを巡ってみてはいかがでしょうか。
※展示内容や営業日、開館時間などは変更される場合があります。訪問前に各施設の最新情報をご確認ください。
